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システムトレード実践売買録 システムトレードに忠実なほど不利になる

システムトレードで売買を行うとき、発注タイミングはいつごろになるだろうか?
売買判定がでた直後だ。
 
将来的に、証券会社が自動発注可能なシステムを実装したとする。
当然、利用が広まるだろう。さて、どういうことが起こるか考えてみよう。
 
今、システムA、システムB、システムCがあるとして、それぞれ別のトレーダーが参加している
としよう。
システムAの使用者は、1分足
システムBの使用者は、3分足
システムCの使用者は、5分足を見ているとする。
 
発注タイミングはいつになるだろう?
売買判定がでたときだ。では、売買判定は、いつでるのだろう?
○分足が完成した直後だ。では、○分足が完成するのは、いつだろうか?
 
○時○分00秒だ。
それは、10時1分00秒かもしれない。
10時3分00秒かもしれないし、10時5分00秒になることもあるだろう。使っている○分足によって、
違ってくるからだ。共通しているのは、00秒の直後に、ローソク足は完成するということ。
では、どんな状況が生じるだろうか?
 
同一タイミングでの発注は、競合状態になる
 
想像がつくと思うが、競合状態になる。この場合、売り注文の取り合いだ。
成行では不利に約定し、指値では注文が通らない。
(特にブレイクアウト系の指標だと、この傾向が顕著になりそうな気がする)
 
システムトレード(自動発注)における発注時刻の分布を調べたら、00秒直後の発注が大多数を
占めるに違いない。逆の注文があってはじめて約定するのだから、自動発注だと喜んでいながら
その実、競合状態を招いているようでは、ぬか喜びになってしまう。
 
どうして、こんなことになったのだろう?
同じタイミングで作成されるローソク足を見ていたからだ。同じタイミングで(00秒)、発注していた
からだ。では、回避策はないのだろうか?
 
 
※図表のローソク足は便宜上、同じものを使用しています
 
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