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システムトレード実践売買録 スリッページのばらつき(予想)

成行で発注した場合のスリッページは、どんなばらつき具合になるのだろうか?
予想してみると……。
 
おおよそ見当がつくはずだが、下図のようになるはずだ。
 
スリッページの発生頻度は、1ティックのロスがもっとも多いはず……
 
片道で1ティック不利になるケースが最も多いはず。つまり、往復で2ティック分のロスが生じる。
これを踏まえて、検証結果では、それぞれの約定価格を往復で2ティック分だけスリッページが
発生したとして、損益からさらにマイナスせねばならない。
 
なかには片道で2ティック、3ティックのロスを被るときもあるかもしれない。が、1ティック分のロス
と比較した場合、その頻度は少ないはずだ。そう考えていた。
ところが、これは違うらしい。
 
実際にシステムの発注時刻から、そのときの分足の始値を発注時の価格と考えて、約定価格と
比較すると、上図のようにならないのである。これは新しい発見だった。
 
 
※システムは、そのときの分足の終値で売買判定を行って発注しているため、発注時の価格は
次の分足の価格、つまり始値となる。この値を発注時の価格と考える。売買履歴を作成すれば、
この始値が約定価格となる。
 
実際の約定価格と比較することで、スリッページを算出できる。
 
 
※スリッページの計測について、「ティック」という呼び値の単位を使っているのは、銘柄ごとに
値幅が異なるからという理由による。
 
  
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