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システムトレード実践売買録 スリッページの問題

成行き発注すると、たいてい1ティック分、不利になる。
新規と手仕舞いの往復で、2ティック。呼び値が10円単位なら、往復で20円分のロスが生じる。
 
これに、倍率、枚数が加わって、取りこぼした利益は考えている以上に膨れ上がってしまう。
机上のシミュレートと、実売買の違いがここにある。
(2ティック分不利に約定すると考えて、検証結果を眺めるとよい)
 
商品や銘柄よってスリッページは異なる。
呼び値の単位以外にも、流動性が悪いとさらに不利な約定になってしまう。
 
株式は流動性の高い銘柄を選ぶこと。選択できる銘柄がたくさんある
 
注文がびっしり入っている銘柄は、最小のスリッページで約定すると考えていい。
株式のように銘柄が豊富で、流動性もある商品なら、ロスも小さくなる。
下図は商品先物(ガソリン)。限月によって、流動性にはっきりと違いがある。
 
商品先物はスリッページを検討しないといけない。流動性の低い限月は、よほどのことがない限り売買しないこと
 
為替も流動性が大きいので、スリッページについては、まあいいだろう。
(通貨にもよるが……)
 
倍率の高さから抵抗があるのが、日経平均。1ティック10000円。往復で20000円だ。
売買ごとにロスが生じ、1年間続けるとなると、相当な金額になってしまう。
金先物は1円単位で倍率は1000。よって、1000円単位でスリッページが発生する。
 
そこで、何とかスリッページの被害を食い止めるか小さくしてみる方法はないかと検討してみた。
 
 
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