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売買シグナルで音を出す方法(プログラム編)

売買判定が出たときにその売買シグナルを音で知らせてくれると楽だと思いませんか?
トレードシステムを1日中にらんでいるのは疲れます。裁量でトレードするにしても、市場の監視は
トレードシステムに任せておいて、そのあいだは別のことをしたいものです。
売買判定が出れば音を鳴らす。すると、それまでやっていたことを中断して、発注処理を行えば
いいわけです。売買シグナルを見逃すことなく、時間を有効に使えます。
というわけで、エクセルVBAを使って音を出す方法を解説します。
  
音声ファイルを用意してください。事例では、WAVEファイルを使います。
.wavという拡張子のファイルです。ネット上からダウンロードしてもいいですし、自分で作成しても
いいでしょう(音声関係のダウンロードサイトを巡ってみましょう)。
 
エクセルを起動して、とりあえず次のような階層になるように保存します。
音声ファイルには、適当に名前をつけておきましょう。
 
売買シグナルを音で知らせるための単純モデルを作成します
 
エクセルのシート上に、コマンドボタンをひとつ配置して、ダブルクリックします。
 
 
標準モジュールを追加します。
標準モジュールには、共通のプログラムを記述します。
 
 
標準モジュールに次のように入力します。
 
 
winmm.dll という記述があります。拡張子がdll のファイルは、ダイナミック・リンク・ライブラリ
ファイルです。ある役割を担うファイルになっており、呼び出して使うことになっています。
 
CドライブのWINDOWSフォルダのなかには、systemフォルダとsystem32フォルダがありますが、
このなかには大量のdllファイルが入っています。winmm.dllファイルがsystem32フォルダ内に入って
いるか確認してください。なかったらネット上から探してきてダウンロードしておきます。
 
dllファイルのように特定の役割を担うファイル群がフォルダ内に存在する理由は、事務系アプリ、
グラフィックツール、ゲームなどから、利用したい機能のdllを参照するためです。dllというファイルで
特定の機能がすでに出来上がっているので、一から作る必要はありません。
dllファイルはあらゆるアプリケーションから利用され、また自作のdllを利用するアプリをインストール
する際に、パソコン内に蓄積されていきます。そのため、どんどん増えていきます。
 
あるアプリケーションをインストールしたものの動かなかったという場合は、あって当たり前とされ
ているdllが見当たらなかったからかもしれません。アプリをアンインストールする際に、このファイル
を削除すると他のアプリに影響するとか、どのアプリでも使われていない、などといった削除確認
メッセージを見たことはないでしょうか?
 
dllはあらゆるアプリから参照されるので、まさに、これに該当します。
 
話を戻します。
コマンドボタンのクリックイベントのところに、次のように入力してください。
 
 
ThisWorkbook.path というのは、このエクセルの入っているフォルダまでの階層になります。
この事例では、「K:\音声テスト」になります。音声ファイルとエクセルファイルを同じフォルダへ
入れておけば、フォルダごとファイルを移動させる限り、どの階層へフォルダを移しても、プログラム
の変更はしなくてよくなります(ThisWorkbook.pathに自動的にパスが入ります)。
 
これで単純モデルが完成しました。上書き保存して、コマンドボタンを押してみましょう。
音が鳴ったはずです。あとは応用です。
 
特定のセルが「買い」と表示さたら、このプログラムを実行する、というように工夫すれば、音声で
売買シグナルを知らせてくれるようになります。
以上で音声出力のためのソフト編(プログラム編)を終わります。
 
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