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見せ板の仕組み 株式・日経225や商品先物市場でよく目にする光景です

ニック・リーソンがやっていた手法は、見せ板を使った裁定取引です。
ここでは、見せ板の仕組みを図示して解説します。
 
 
本命はシンガポールから発注した買い注文です。18430円で約定させたいところですが、市場
価格が下がらないことには約定しません。そこで、大阪証券取引所から、大量の売り注文を出し
ます。
 
実際、売るつもりはありません。が、市場に参加している他の投資家には、それは分からないこと
です。
 
 
大量の売り注文が並んでいるのを見た投資家は、「買い」を警戒し始めます。
すると市場価格は下がり始めます。
 
 
(おそらく、市場価格が戻りそうになったら、大量の売り注文を出して、頭を押さえつけようとする
注文を繰り返します)
買い注文の価格まで、市場価格を下げさせて約定させます。
 
 
買い注文は市場に吸収されました。仕込みは終わりです。
そこで、大阪証券取引所から出した売り注文を取り消します。
下げ圧力が消えたため、行き過ぎた値動きを是正しようと価格が上がり始めます。
 
 
価格が十分上がってきたなら、シンガポール市場から決済注文を出します。
これで、利益を手にできました。
 
いうまでもなく、この方法は大量の資金を必要とします。
一般投資家は絶対に、圧倒的に不利なので、何とか裏をかかねばなりません。
 
「見せ板」は禁止されているはずですが、デイトレードをしていると、こんな場面に毎日のように
でくわします。
下げさせた相場は、あとで上げないと利益が出ないので、一方的に下げたと思ったら、一方的に
上がるような極端な動きをします。一日で利益を上げるわけではなく、数日間で利益にする場合も
あるので、判断の難しいところです。
 
こういった売買する気のない、市場を思いどおり動かそうとする意図からだす注文は見せ板
呼ばれてます。
 
 
  
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