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システムトレード概要 -基本編- おおざっぱに書いてあります。詳細は応用編で

システムトレードとは?
 
感情の影響を排した機械的なトレードです。近年では、売買の条件を記述したプログラムをコン
ピューターに実行させ、その指示にもとづいて売買することが多くなっています。
(パソコンを使う場合、厳密にはメカニカルトレードと言うそうです)
 
システムトレードは、システムの設計を行い、テストして検証した後、調整することを繰り返しなが
ら、続けていきます。勝ち負けの勝ちトレードを増やしつつ、トータルで利益の出せるシステムを
目指します。
市場動向次第で、使っているシステムが合わなくなってきた場合は、直ちに調整を行わねばなり
ません。
(調整を行う必要がないシステムほど、優秀なシステムといえます)
 
簡単なところでは、Excelを使ったシステムがあり、複雑なシステムは専門的な言語を使って作ら
れています(が、決してExcelで作ったシステムが劣っているというわけではありません)。
 
 
設計
 
売買を判定させるためのルールやダマシを防ぐフィルターを実装します。
移動平均線などのトレンド追従型の指標を機軸として、組み上げられます。移動平均だけでは、
トレンドの転換に乗り遅れるので、オシレーター系の指標をフィルターとして採用することが多い
ようです。2種類の移動平均を使うことも、フィルターの一種に数えられます。
(フィルターの厳密な定義は、ややこしくなるので言及しません)
 
テスト
 
過去のデータを使ってテストを行います。
このとき、テストデータを2種類に分け、一方のデータでシステムを調整し、残りのデータでシス
テムの成績を評価します。たとえば、10年分の過去データがあるとしたら、7年分を調整に使い、
残りの3年分を未来のデータと見立てて、テストを行います。
 
重要なのは、システムの安定性であり、高い利益を出せたかではありません。
ふたつのデータでテストしたところ、結果が変わらなかった(同じくらいの利益を出せた)システムを
優秀だと判断します。
 
過去と同じ市場は2度とないため、ある一定期間の成績が優秀なシステムは、未来において役に
立たないと考えます。そのため、安定したシステムは、将来の市場でも有効だと期待されます。
同じような結果がでたということは、市場の変動に耐えられたということであり、すなわち安定し
たシステムであるといえます。
 
なお、特定の時期に特化して、好成績を出せるようにしてしまう問題は、カーブフィッティングと呼
ばれています。
 
検証
 
利益の出せる、安定したシステムができたとしても、実際に運用できるか検証してみなければなり
ません。結果的に利益になったとしても、一時的な損失(値洗い損)が大きければ、心理的な負担
が大きくなります。また、連続負けトレード数が多くても、売買に支障をきたします。
運用に耐えるシステムかどうかを判断するには、システムの総合的な評価を求められます。
 
運用
 
実際に運用を開始します。
ルールの途中変更をやっていはいけません
よほどのことがないかぎり、一定期間そのルールで売買を続けないといけません。
 
システムでも失敗する?
 
システムは万能ではありません。システムトレードでも失敗することがあります。
が、十分に検証されたシステムで失敗する理由に、システムの指示通りに売買できないことが
よくあげられるみたいです。
 
 
  
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