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投資に役立つエクセル関数講座 その8  ヒストグラムの書き方

標準偏差を理解したところで、ヒストグラムを学びましょう。
(当ページを作成するにあたって、『統計のはなし』大村平著 日科技連出版社 を参考にしました)
 
 
では、ヒストグラムから。
 
1000個の相場データを10円単位で、5つの区間に分けたところ次のようになりました。
 
  値動き  約定枚数  割合
150〜160   13  0.013
160〜170  210  0.210
170〜180  607  0.607
180〜190  158  0.158
190〜200   12  0.012
 
このデータのばらつき具合を一目で理解できる方法はないものでしょうか?
それがヒストグラムです。
 
上のデータのばらつき具合を棒グラフにすると次のようになります(このような棒グラフをヒストグラムといいます)。
縦軸は割合を意味します。当然、すべての割合を足すと1になりますね。
 
ヒストグラム
 
 
区間がおおざっぱすぎるので、10円単位をやめて、今度は5円ごとの区切りにしてみます。
 
  値動き          割合
150〜155        0.003
155〜160        0.010
160〜165        0.056
165〜170        0.154
170〜175        0.375
175〜180        0.232
180〜185        0.118
185〜190        0.040
190〜195        0.009
195〜200        0.003
 
ヒストグラム
 
 
よく分かるようになりました。ここでも、すべての割合を足すと、1になります。
次に、区間を2.5円ずつに、さらに区間を……と、単位を小さくしていくと、棒グラフの形状はどうなるでしょうか?
最終的には、なめらかな1本の曲線になってしまいます。
 
ヒストグラムと確率密度曲線
 
 
ここで、175円以上で約定したのは、全体の何パーセントにあたるか? という問題を考えてみます。
175円よりも右側の面積(各棒グラフを足し合わせた確率)が該当しますよね。
 
ヒストグラムと確率密度曲線
 
重要なのは、面積で該当する割合を表せるということです。
そして、もうひとつ重要なのは、縦軸に割合をとった場合、面積の総和は1になることです。
こういった曲線は、確率の詰まり具合を表しているため、確率密度曲線と呼ばれます。
 
区間を小さくとれば、高さは小さくなります。10円きざみの場合、170〜180円のデータは6割を占めていましたが、
5円きざみにした場合、170〜175円のデータが約3割7分を占め、175〜180円のデータは約2割3分です。
2.5円、1円という小さな区間にしてしまうと、それぞれの区間に占めるデータの割合はもっと小さくなると考えられます。
それでも、総面積は1のまま変わりません(ここが重要です)。
 
今度は、平均値を算出してグラフを書いてみましょう。平均値なので、平均の占める割合がもっとも多くなります。
詳細はExcel関数講座 その9 で解説します。
 
 
 
 
 
 
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