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投資に役立つエクセル関数講座 その11  一目均衡表を作ろう

一目均衡表の作り方を解説します。
  
使い方はお任せします。一目均衡表の読み方・使い方はさまざまあり、厳密にこのように使う、といったものがありません。
投資家の数だけ使い方が存在するといっていいでしょう。
 
一目均衡表は次の5つのパラメーターによって構成されます。
 
転換線=(○日間の高値+○日間の安値)÷2
基準線=(△日間の高値+△日間の安値)÷2
先行スパン@=(転換線+基準線)÷2
先行スパンA=(52日間の高値+52日間の安値)÷2
遅行線=終値(終値をその日を含めて26日前の日付のところにもっていったもの)
 
 
チャート表示させると、先行スパンが途中から現れるチャートになります。
(先行していますから)
 
次のようなレイアウトのシートを作ってみます。
要するに101行目からデータが始まり、C〜Fに4本値が入るわけです。
G〜K列に、一目均衡表を構成する主要線が入り、L列をクロス、M列を総合判定の売り買い表示とします。
  
 
転換線
G101:=
IF(D101="","",IF(OFFSET(D101,1-G$2,0)="","",(MAX(OFFSET(D101,1-G$2,0):D101)+MIN(OFFSET(E101,1-G$2,0):E101))/2))
 
重要な部分は、
(MAX(OFFSET(D101,1-G$2,0):D101)+MIN(OFFSET(E101,1-G$2,0):E101))/2  です。
(最高値(範囲指定)+最低値(範囲指定))÷.2  ということをしています。
  
短期と書かれているセルの下へ○日間を意味する数値を入れます。
 
 
一目均衡といえど難しくはありません。
カッコの数が多いとか、=””で価格データがないときに、エラーの表記をださないため、便宜的処理を入れているから
ややこしいだけです。解説を続けます。
 
 
基準線
H101:=
IF(D101="","",IF(OFFSET(D101,1-H$2,0)="","",(MAX(OFFSET(D101,1-H$2,0):D101)+MIN(OFFSET(E101,1-H$2,0):E101))/2))
 
重要な部分は、
(MAX(OFFSET(D102,1-H$2,0):D102)+MIN(OFFSET(E102,1-H$2,0):E102))/2  です。
(最高値(範囲指定)+最低値(範囲指定))÷2  ということをしています。
 
長期と書かれているセルの下へ△日間を意味する数値を入れます。
 
 
先行スパン@
I101:=
IF(OR(OFFSET(G101,1-H$2,0)="",OFFSET(H101,1-H$2,0)=""),"",(OFFSET(G101,1-H$2,0)+OFFSET(H101,1-H$2,0))/2)
 
空白だったら、どうするか? 何を表示するかという処理が多くて、結局大切なのは、
(OFFSET(G101,1-H$2,0)+OFFSET(H101,1-H$2,0))/2  です。
(転換線+基準線)÷2  をしています。
 
 
先行スパンA
J177:=
=(MAX(D101:D152)+MIN(E101:E152))/2
 
52日間の高値と安値の中間値をその日から26日先のところに表示させなければなりません。
そんなわけで、101行から始まるデータでは、177行目にこの関数式を入れます。
 
 
遅行線
26日前の日付です。
K101:=
=IF(F126="","",F126)
 
終値(終値をその日を含めて26日前の日付のところにもっていったもの)  となります。
そのため、101行に126行のデータを入れることになります。
 
 
これで主要線の算出はすみました。あとは判定をどうするかです。
クロス列へ、転換線が基準線を上まわったら「up」、それ以外なら「dn」という条件を設定します。
あくまで事例のひとつです。
 
クロス
L101:=
IF(OR(G101="",H101=""),"",IF(G101>H101,"up",IF(G101=H101,L100,"dn")))
 
 
最後に判定列です。クロス列が「up」なら「買い」、そうでなければ、「売り」です。
 
判定
M101:=
IF(OR(L100=L101,L100=""),"",IF(L101="up","買い",IF(L101="dn","売り","")))
 
売り買いの判定まで算出することができました。
※この事例では、J2のパラメーターは使いません。
 
以上で、一目均衡表の作り方を終わります。
売買判定は投資家の数だけあるので、ご自身で作ってみるといいでしょう。
 
 
 
 
 
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